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J-GLOBAL ID:201302231682847901   整理番号:13A1384000

四級アンモニウムの同位体コードマスタグ(ICMT)を用いた膜におけるペプチドのチオールの接近性のマッピング

Mapping Peptide Thiol Accessibility in Membranes Using a Quaternary Ammonium Isotope-Coded Mass Tag (ICMT)
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 1235-1247  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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膜におけるタンパク質のトポロジーを同位体コードマスタグによるシステインの標識を用いて調べる方法を開発した。チオール反応性部分,リンカーおよび四級アンモニウム基を含むマスタグを,重水素標識体および非標識体として合成した。本プローブは脂質小胞において膜不透過性であった。ペプチドのチオールのトポロジーをマッピングするためのプローブの有用性を,2段階標識法を用いて調べた。αヘリックスを持つ膜貫通性ペプチドを含む小胞を重水素プローブで標識し,界面活性剤で可溶化した後,相補性プローブで標識した。システインが脂質2重層の中心を向いたペプチドは,脂質小胞を界面活性剤で溶解しないと標識されなかった。システインが脂質2重層の頭部基に位置するペプチドは迅速に標識され,システインが炭化水素領域に隣接する頭部基に下に位置するペプチドは完全にアクセス可能なシステインよりも遅い速度で標識された。本2段階標識法により,2重層内のペプチドの動力学および脂質のフリッピングに対する脂質2重層構造の効果を容易に調べることができた。本法は,試料が少量で済むこと,試料調製が簡便で迅速なこと,MALDI-TOF質量スペクトル解析が適用可能であることから,細胞レベルでの膜タンパク質の研究に有用であることが示唆された。
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分類 (1件):
分類
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生物物理的研究法 

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