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J-GLOBAL ID：201302231843754887   整理番号：13A0917232

マスリン酸の抗アロディニアおよび鎮痛薬効果,Olea europaea(オリーブ)から得た五環トリテルペノイド

Antiallodynic and Analgesic Effects of Maslinic Acid, a Pentacyclic Triterpenoid from Olea europaea

著者 (6件)： NIETO Francisco R. (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  COBOS Enrique J. (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  ENTRENA Jose M. (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  PARRA Andres (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  GARCIA-GRANADOS Andres (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  BAEYENS Jose M. (Univ. Granada, Granada, ESP)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 76  号： 4  ページ： 737-740  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： O. europaea果実からマスリン酸(1)を単離し,生物活性を調べた。化合物1は,植物中に広く存在する五員環トリテルペノイドで,抗酸化作用,抗炎症作用を持つことが知られている。マウスに酢酸あるいはホルマリンを全身投与し,引き起こされた苦痛,疼痛に対して化合物1の影響を調べたところ,抗侵害受容性活性を示した。カプサイシンによって引き起こされたアロディニアも減少し,炎症期の短縮が見られた。この効果は,消炎鎮痛剤イブプロフェンよりも広範だった。化合物1は,化学的に誘発した苦痛や炎症を抑制することがわかった。

シソーラス用語： *オリーブ ,  *トリテルペン ,  知覚不全 ,  疼痛 ,  酸化防止 ,  消炎作用 ,  抗侵害作用 ,  生物活性 ,  動物実験 ,  *分子構造 ,  *脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： アロディニア ,  *トリテルペノイド ,  *Olea europaea ,  抗炎症作用 ,  抗酸化作用 ,  抗侵害受容作用 ,  *多環化合物

分類 (4件)： テルペノイド一般  (CF10021J) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C)

物質索引 (1件)： マスリン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： マスリン酸 ,  アロディニア ,  鎮痛 ,  薬効果 ,  Olea ,  オリーブ ,  環 ,  トリテルペノイド