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J-GLOBAL ID:201302231861390264   整理番号:13A0322500

Fe(III)配位ジアミノ官能化メソポーラスシリカのワンポット合成 構造およびリン酸塩吸着へおよぼす官能化度の影響

One-pot synthesis of Fe(III)-coordinated diamino-functionalized mesoporous silica: Effect of functionalization degrees on structures and phosphate adsorption
著者 (10件):
資料名:
巻: 170  ページ: 200-210  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: E0642C  ISSN: 1387-1811  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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種々のエチレンジアミン基積載により官能化されたFe(III)配位メソポーラスシリカ吸着剤を新しいNH4F支援凝縮法とFe3+カチオン注入により合成した。種々のキャラクタリゼーション法,例えば,XRD,SEM,TEM,ICP-MS,元素分析,FT-IR分光法および窒素吸脱着を利用して,吸着剤の官能化度の,それらの化学成分,表面化学,孔構造およびリン酸塩吸着容量におよぼす影響を詳しく調べた。バッチ吸着テストでは,秩序化メソ構造の緩やかな損失は伴うが,エチレンジアミン基の増大する担持を伴う官能化吸着剤は顕著に強化された吸着容量を持った。吸着等温線は,単分子層吸着の存在を示すFreundlichモデルよりLangmuirモデルを用いて,より良く表現できた。特に,0.5:1M比のAAPTSとTEOSで生成された結果の吸着剤は,Langmuirモデルから計算されたリン酸塩取込容量は20.7mgP/gである。動力学研究において,リン酸塩吸着は0.999の相関係数を持って擬似二次式に良く従い,吸着プロセスが化学吸着であることを示唆する。生成された吸着剤のリン酸塩吸着効率は高いpH依存性で,高いリン酸塩除去はpH3.0と6.0間で達成できた。Cl-とNO3-の存在は,ここで合成された吸着剤を用いたリン酸塩吸着に少々影響を与え,一方,リン酸塩除去に対してHCO3-とSO42-から,顕著な負の影響があった。0.010M NaOHにおいて,使用済み吸着剤上で吸収されたリン酸アニオンの90%以上が脱着され,これは再生容量をもつ吸収剤を示唆するものであった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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塩基,金属酸化物  ,  鉄の錯体  ,  コロイド化学一般  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 
物質索引 (1件):
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