抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナノ結晶10mol%ガドリニアドープセリア(GDC)をプロセスし,緻密化と酸化還元反応(Ce
4+⇔Ce
3+)に及ぼす焼結雰囲気の役割とその伝導挙動に及ぼす効果を調べるために空気および酸素中で焼結した。空気焼結サンプルの密度は酸素焼結サンプルよりも高かった。X線光電子分光(XPS)がCe
3+のより高い分率の存在を確認し,Raman分光が空気中で焼結したGDC中により高い濃度の酸素空孔を明らかにし,酸素雰囲気中のものと比較して空気中では高い度合いの還元を示している。インピーダンス分光調査がバルク伝導率のArrheniusプロットの傾斜中の屈折を明らかにし,酸化還元と欠陥化学に関連すると思われる異なる伝導機構の存在を示している。酸素雰囲気中で焼結したGDCはより低い温度において空気中で焼結したサンプルよりも高いイオン伝導率と低い活性化エネルギーを示し,一方,高い温度範囲ではより高い活性化エネルギーを示し,これは酸化還元と欠陥化学における変化によるものである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.