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J-GLOBAL ID：201302231987249753   整理番号：13A0868809

KS型デヒドリンおよびその関連するドメインはCu促進ラジカル発生を促進し,ヒスチジン残基はラジカル減少活性に対して寄与する

A KS-type dehydrin and its related domains reduce Cu-promoted radical generation and the histidine residues contribute to the radical-reducing activities

著者 (3件)： HARA Masakazu (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KONDO Mitsuru (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KATO Tananari (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 64  号： 6  ページ： 1615-1624  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ArabidopsisのKS型デヒドリンであるAtHIRD11はCu-アスコルビン酸システムの過酸化水素およびヒドロキシラジカルの発生を阻害し,そのラジカル減少活性はグルタチオンや血清アルブミンなどのラジカル-サイレンシングペプチド類よりも高い。Cu(2+)の添加によりトリプシン感受性が低下し,AtHIRD11の自己会合が促進される。ドメイン解析から,ヒスチジンを含む5つのドメインが活性酸素種(ROS)減少活性を示し,このヒスチジンをアラニンに置換した試験から,活性酸素種低下にとってヒスチジンが重要な残基であることが示された。14種の植物でKnS型デヒドリンに関連するペプチド27種類を試験したところ,ヒスチジン含有量とペプチドの長さがROS減少活性に対する重要な因子であることが明らかになった。

シソーラス用語： 円偏光二色性 ,  *植物タンパク質 ,  重金属 ,  活性酸素 ,  タンパク質 ,  *酸化防止 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン ,  *デヒドリン ,  変性蛋白質 ,  *ラジカル捕捉活性
準シソーラス用語： *ラジカル消去活性

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (1件)： ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (7件)： デヒドリン ,  ドメイン ,  Cu ,  促進 ,  ラジカル ,  ヒスチジン残基 ,  活性