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J-GLOBAL ID:201302232141244690   整理番号:13A0057864

わし座X-1と4U 1608-52のNS-LMXBトランジェント天体からのアウトバーストの上昇期における遅い及び速い遷移

Slow and Fast Transitions in the Rising Phase of Outbursts from NS-LMXB Transients, Aquila X-1 and 4U 1608-52
著者 (9件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 128.1-128.14  発行年: 2012年12月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2~20keVでのMAXI/GSC,2~10keVでのRXTE/ASM,及び15~50keVでのSwift/BATにより継続的にモニター観測している,わし座X-1(Aql X-1)と4U 1608-52の中性子星(NS)を含む2つのトランジェント低質量X線連星(LMXB)からのX線アウトバーストの初期上昇挙動を分析した。観測した10回のアウトバーストは,15keVの上下の2つのエネルギー帯における相対強度の発展パターンに基づいて2つのタイプに分類することができることを示した。1つのタイプは,15~50keV強度が初期ハード状態期に極大に達しハード-ソフト状態遷移で大きく低下する。それに反してもう1つのタイプは遷移後に2~15keVと15~50keVの両方の強度が極大に達する。前者(≧9日)は後者(≦5日)より長い初期ハード状態をもつ。従って,これらをそれぞれ遅いタイプ(Sタイプ)と速いタイプ(Fタイプ)と命名した。また,これら2つのタイプはアウトバースト開始前の平均光度と共にハード-ソフト状態遷移での光度でも差を示す。両方の光度でSタイプはFタイプより高い。これらの結果は,降着円盤を加熱し円盤遷移(すなわち,形態的に厚い円盤から薄い円盤への遷移)を遅らせるアウトバースト前の期間のX線放射が,次に続くアウトバーストのタイプを決定することを示唆する。ハード-ソフト状態遷移が起こるときの光度はSタイプで約8×1036ergs-1より高く,この値は1.4M(太陽)のNSのEddington光度の4%に対応する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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恒星  ,  宇宙線起源 
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