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J-GLOBAL ID:201302232171638588   整理番号:13A0409299

ヒトノロウイルスの代替候補であるTulaneウイルスの圧力不活性化および食品工業におけるその潜在的応用

Pressure inactivation of Tulane virus, a candidate surrogate for human norovirus and its potential application in food industry
著者 (5件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 37-42  発行年: 2013年03月01日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトノロウイルス(HuNoV)は食中毒の主起因物質である。現在HuNoVの研究は適切な細胞培養システムおよびHuNoVの小動物モデルの欠如から,マウスノロウイルス(MNV)などの代替物に依存している。サルカリシウイルスであるTulaneウイルス(TV)はHuNoVと同じレセプターを認識するだけでなく遺伝的に密接にHuNoVと関連している培養可能な腸カリシウイルスである。ここではTVおよびMNV-1のpH安定性,および水媒体,ブルーベリーおよびカキ類における両ウイルスの不活性化に対する高静水圧(HHP)の影響を調べた。TVおよびMNV-1の両者は酸性化で非常に安定であった。また中性より酸性での方が圧力に対して耐性が強かった。乾燥ブルーベリーでは,いろいろな温度での2分間の600MPa加圧処理はTVおよびMNV-1をほとんど不活性化できなかった。しかしブルーベリーに汚染した両ウイルスは,ブルーベリーをHHP中にリン酸塩緩衝液に親戚した場合に≦400MPaの圧力で不活性化できた。ブルーベリーおよびカキ類における両ウイルスの加圧不活性化は試料温度の低下にしたがって増加した。TVは供試3種マトリックスについてブルーベリーより圧力に対して感受性が強かった。ベリー類およびカキ類などの高リスク食品におけるHuNoVの不活性化のための有効なHHP処理設計の基礎について検討した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルスの生理一般  ,  食品衛生一般 

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