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J-GLOBAL ID:201302232317278449   整理番号:13A0868963

レスベラトロールは好塩基性マスト細胞脱顆粒およびマウスの受動的皮膚アナフィラキシーを阻害する

Resveratrol Inhibits IgE-Mediated Basophilic Mast Cell Degranulation and Passive Cutaneous Anaphylaxis in Mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 632-639  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レスベラトロールは赤ブドウの皮に多く含まれるフィトアレキシンで,抗腫瘍および抗炎症作用がある。本稿ではレスベラトロールが免疫グロブリン(Ig)E-仲介アレルギー応答および受動的皮膚アナフィラキシー(PCA)を抑制するかどうかをラット好塩基性白血病RBL-2H3マスト細胞およびBALB/cマウスで調べた。マスト細胞を抗ジニトロフェニル(DNP)-IgEで感作後DNP-ヒト血清アルブミン(HSA)を添加するとβ-ヘキソサミニダーゼおよびヒスタミンの放出が高まった(脱顆粒)が,レスベラトロール(1~25μmol/L)で前処理すると添加量依存的に脱顆粒が抑制された。DNP-HSA暴露マスト細胞へのレスベラトロール添加で蛋白質キナーゼC(PKC)μおよびPKCθのりん酸化は低下したが,感作細胞の静止PKCζ/λは添加量依存的に活性化した。5週齢雄BALB/cマウスをDNP-IgEで24時間感作後,DNP-HSA暴露の1時間前にレスベラトロールを10mg/kg経口投与するとヒスタミン濃度の上昇が抑制され,Syk,PLCγ,PKCμの組織活性化も阻止された。またレスベラトロールはIgE-仲介PCAを減少させ,マウスの耳および背部皮膚のアレルギー性浮腫を緩和した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  免疫反応一般 

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