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J-GLOBAL ID:201302232328446203   整理番号:13A0875039

TiO2表面へのイガイ足蛋白質3の接着:pHの効果

Adhesion of Mussel Foot Protein-3 to TiO2 Surfaces: the Effect of pH
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1072-1077  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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海生イガイの水中接着はカテコールアミノ酸3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン(Dopa)に依っている。側鎖としてDopaは,多くのミネラルや金属酸化物を含む種々の表面と強い二座相互作用の能力がある。チタンは最も広く使われる医療インプラント材料の中にあり,生理的条件下でTiO2不動態化層を急速に形成する。それ故,TiO2表面へのDopaの結合機序の理解は理論的にまた実用的にかなり興味深い。表面力装置を用いて,3つのpH(pH3,5.5,7.5)でTiO2表面へのイガイ足蛋白質3(mfp-3)の力-距離プロファイルと接着エネルギーを研究した。pH3で,mfp-3は接着エネルギー~-7.0mJ/m2でTiO2上での最強の接着力を示した。pHの増加は2つの対抗する効果を生じる:(1)Dopaの酸化上昇,従ってDopa仲介接着の有用性低下,(2)Dopa基のさらなる安定化,従って接着力の増加を引き起こす,二座Dopa-Ti配位の増加。2つの効果は,3沈着pHで得られた共鳴増強Raman分光に反映された。この2競合効果は,pH5.5よりpH7.5でTiO2表面上でのmfp-3のより高い接着力を引き起こす。これらの結果は,Dopa含有の蛋白質や合成高分子が医療インプラント材料のコーティング材として,特にレドックス活性が制御されるなら,大きな可能性を有していることを示唆する。
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  医用素材  ,  第4族,第5族元素の錯体 
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