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J-GLOBAL ID:201302232341555836   整理番号:13A1228429

南西中国,雲南省,Baoshan-Narong-Dongzhiブロック鉱床生成帯,Hetaoping Pb-Zn鉱床の成因と流体

Origin of fluids in the Hetaoping Pb-Zn deposit, Baoshan-Narong-Dongzhi block metallogenic belt, Yunnan Province, SW China
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資料名:
巻: 73  ページ: 362-371  発行年: 2013年09月05日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Hetaopingスカルン型Pb-Zn鉱床はBaoshan-Narong-Dongzhiブロック鉱床生成帯(BND帯)中にあり,この帯はTengchongテレーンとLanping盆地の間に位置する。鉱床はカンブリア系上部のHetaoping層の大理石をホストとし,深成岩の露頭は存在しない。この鉱床はBND帯から最近発見された2つの巨大なPb-Zn鉱床の内の一つである。Hetaoping鉱床は高Mnスカルンである。鉱床の石英中に4つの型の流体包有物が見つかっている;気体に富む包有物(1型),液体に富む包有物(2型),純粋な気体の包有物(3型),純粋な流体の包有物(4型)である。ステージ1(先-鉱石ステージ)とステージ2(主要鉱石ステージ)における1型と3型包有物の共存は流体の沸騰の証拠である。石英をホストとする流体包有物(ステージ1とステージ2)は高い均質化温度と塩度(134-315°C;3.7-18.6wt.%NaCl相当)を示すが,方解石をホストとするステージ3(後-鉱石ステージ)の流体包有物はより低い均質化温度と塩度(85-214°C;0.5-5.4wt.%NaCl相当)を示す。これらのデータは初生マグマの水と天水の混合を示唆する。クロマトグラフィーのデータによると,石英中の流体包有物は多量のCO2,O2と,付随的なCO,CH4,C2H2+C2H4を有することから,酸化環境が示唆される。それらのNa/K及びCl/SO4比に基づくと,流体包有物中の流体は火山性の温泉水と似ている。鉱石生成流体の低いNa/K比(0.40-1.34)は,深部のアルカリ質中-酸性迸入岩体との反応の結果かもしれない。地質学的及び地球化学的解釈によれば,Hetaoping鉱床は隠れている迸入岩体に関係してできた遠位性のマンガンスカルンPb-Zn鉱床である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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金属鉱床 

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