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J-GLOBAL ID：201302232387984120   整理番号：13A1156774

高波及び津波外力

著者 (1件)： 熊谷隆宏 (五洋建設 技研)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 61  号： 7  ページ： 43-44  発行年： 2013年07月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 波浪に対する防災を目的として波浪の外力の特性につき述べた。海の波を風波・うねり,長周期波,津波,高潮,潮汐に分類しその周期と成因を示した。波により引き起こされる工学的問題として1)越波・浸水,2)構造物の安定,3)海底地形の変化を挙げた。各問題に対して防波堤や護岸等の海岸施設や構造物の設計で考慮すべき要因につき述べた。東日本大震災での津波による防波堤被災原因として波力としての動水圧,港内外の水位差,基礎マウンドの洗掘,間隙水圧による支持力低下を挙げた。防波堤や護岸等の直立壁に作用する津波の波力の算定式を示した。

シソーラス用語： *津波 ,  *波力 ,  高潮 ,  越波 ,  浸水 ,  防波堤 ,  護岸 ,  海底地形 ,  動水圧 ,  洗掘 ,  間隙水圧

分類 (2件)： 波浪,潮流  (DC06040R) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (10件)：

• 日本港湾協会. 港湾の施設の技術上の基準?同解説. 2007, 552-562
• 有川太郎. 東日本大震災における釜石湾口防波堤の 被災メカニズムに関する研究. 土木学会論文集B2 (海岸工学). 2012, 2, I_826-I_830
• 有川太郎. 釜石港口防波堤の津波による被災メ力ニズムの検討. 港研資料. 2012, 1251, 52
• 谷本勝利. 1983年日本海屮部地虞の実態とニ,三の考察. 港研資料. 1983, 470, 299
• 有川太郎. 陸上構造物に対する津波力の大規 模実験. 海岸工学論文集. 2005, 52, 746-750

タイトルに関連する用語 (3件)： 高波 ,  津波 ,  外力