抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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LR-115飛跡検出器を用いた気体濃度の推定は乱流環境条件では成り立たないと思われる。この制約を克服するために,ピンホールに基づく新しい
222Rn/
220Rn弁別測定装置を開発した。ピンホールチェンバへの
222Rnと
220Rnの拡散をモデル化し,実験で検証して基礎をなす弁別法を確立した。装置の顕著な特徴は,(i)ピンホールが
222Rn/
220Rn弁別子の役割をし,早期の二重カップ設計で用いられた膜フィルタを不要にし,(ii)気体透過用の入口が単一であり,(iii)多重ピンホールを用いることで,
222Rn/
220Rn透過因子への乱流の影響を最小化したことである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.