文献
J-GLOBAL ID:201302232410675520   整理番号:13A0530992

アルミナ-ジルコニア触媒によるテトラフルオロメタン(PFC-14)およびヘキサフルオロエタン(PFC-116)の加水分解反応

Hydrolysis of Tetrafluoromethane (PFC-14) and Hexafluoroethane (PFC-116) over Alumina-Zirconia Catalysts
著者 (5件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 104-107  発行年: 2013年03月01日 
JST資料番号: F0042A  ISSN: 1346-8804  CODEN: JJPIAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルミナ-ジルコニア触媒によるテトラフルオロメタン(PFC-14)の加水分解反応について,ベーマイトから調製したアルミナの含有量を変えて検討した。PFC-14の初期転化率の値は,触媒アルミナ含有量を増すにつれて増大することが観測された。この検討で用いたアルミナ-ジルコニア触媒は2つのタイプの酸性度((I)と(II)と名付ける)を持ち,過去の検討では,クロロペンタフルオロエタンの加水分解は酸性度(I)において反応がより速く進むことが判っている。この検討において,PFC-14の初期転化率の値は触媒中の酸性度(I)の大きさと正の相互関係を示した。ヘキサフルオロエタン(PFC-116)の加水分解についてもこれらと同じ触媒を用いて検討した結果,その初期転化率は,アルミナ含有量が90のwt%のところでピークに達し,触媒の総酸性度(タイプ(I)とタイプ(II)を合せたもの)と相関関係があることが判明した。イソプロピルベンゼンの接触分解は,触媒のBroensted酸性点上で起こるとが知られている。そして,水蒸気の存在下において2種類の触媒上ではイソプロピルベンゼンの触媒反応が起り,酸性度(I)がBroensted酸性度に相当し,酸性度(II)がLewis酸性度に相当することが判った。これらのことから,PFC-14はLewis酸点で分解されるが,PFC-116はLewis酸点とBroensted酸点の両酸点で分解されると結論した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
加溶媒分解  ,  不均一系触媒反応 
引用文献 (8件):
  • 1) Takita, Y., Nonomiya, M., Matsuzaki, R., Wakamatsu, H., Nishiguchi, H., Ishihara, T., Phy. Chem. Chem. Phy., 1, 2367 (1999).
  • 2) Takita, Y., Nonomiya, M., Miyake, H., Wakamatsu, H., Yoshinaga, Y., Ishihara, T., Phy. Chem. Chem. Phy., 1, 4501 (1999).
  • 3) El-Bahy, Z.M., Ohnishi, R., Ichikawa, M., Appl. Catal. B, 40, 81 (2003).
  • 4) El-Bahy, Z.M., Ohnishi, R., Ichikawa, M., Catal. Today, 90, 283 (2004).
  • 5) Chang, M.B., Lee, H.M., Catal. Today, 89, 109 (2004).
もっと見る

前のページに戻る