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J-GLOBAL ID:201302232472873574   整理番号:13A0144402

無試薬でケイ酸塩干渉の無い海水中の電気化学的リン酸塩の測定

Reagentless and silicate interference free electrochemical phosphate determination in seawater
著者 (7件):
資料名:
巻: 88  ページ: 165-169  発行年: 2013年01月15日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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海水中のリン酸塩測定に用いる電気化学的方法はモリブデンの酸化に基づき,モリブデン酸塩およびプロトンを生成し,結果的に,回転金ディスク電極でアンペロメトリーによって電気化学的に検出可能なリンモリブデン酸錯体を創製した[J. Jonca et al., Talanta 87 (2011) 161]。ケイ酸塩の干渉を防ぐために,その方法には70に等しいモリブデン酸塩に対するプロトンの適切な比率が必要であった。モリブデン酸化時に創製されるモリブデン酸塩に対するプロトン比率はわずか8であるので,以前の方法ではまだ硫酸の追加が必要で,従って液体試薬の追加が必要であった。本研究では,この観点を電気化学的電池構築の修飾で解決した。この方法は,如何なる液体試薬もまさに完全無添加であり,外洋中に検出される濃度範囲で検出限界0.11μMのアンペロメトリーによるリン酸塩測定の可能性を与えた。将来のin situ系センサの開発に用いる省エネルギーを考慮して,回転金ディスク電極でのアンペロメトリーを,静的での示差パルスボルタンメトリーと置き換えた。その結果,リン酸塩を0.19μMの検出限界で測定できた。両方法は,5.7%(アンペロメトリー)および3.8%(示差パルスボルタンメトリー)の平均測定精度を示す良好な再現性で特性化された。また,アンペロメトリーに対し3.1%および示差パルスボルタンメトリーに対して3.7%のリン酸塩濃度の理論値からの平均偏差で,成績は良好な精度も示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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電気分析一般  ,  電気化学一般  ,  無機化合物一般及び元素  ,  第6族,第7族元素の錯体  ,  分析機器 
タイトルに関連する用語 (5件):
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