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J-GLOBAL ID:201302232545622486   整理番号:13A1729287

動物飼養事業で排出される含酸素揮発性有機化合物のモニタリング用の商品としての非メタン炭化水素分析装置の性能

Performance of commercial nonmethane hydrocarbon analyzers in monitoring oxygenated volatile organic compounds emitted from animal feeding operations
著者 (16件):
資料名:
巻: 63  号: 10  ページ: 1163-1172  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: H0011B  ISSN: 1096-2247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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動物飼養事業(AFO)から発生する非メタン炭化水素(NMHC)の定量化は広範囲の化合物と最も豊富に存在する化合物の極性のため,課題が大きい。本研究の目的はAFOから一般的に排出される揮発性有機化合物(VOC)を測定するための商品としてのNMHC分析装置の性能を決定することである。実験ではガスクロマトグラフィー/水素炎イオン化検出器(GC/FID),赤外光音響分光(PA-IR)検出器,光イオン化検出器(PID)の3種類のNMHC分析装置を使用し,実験室における既知濃度のNMHCを対象とした検証実験とブロイラー生産施設における現地実験を実施した。実験室における評価実験では酸2種類,アルコール4種類,ケトン3種類,アセトニトリル,エチルアセテート,アルカン2種類,硫化物とチオール3種類であった。その結果,試験を行った全てのNMHC分析装置は脂肪族炭化水素と比較すると極性含酸素化合物の濃度を低い値で計測する傾向があった。GC/FIDを基本としたNMHC分析装置は極性化合物に対する検出器の応答とミニカラムでのピークの低い分解能のために,極性含酸素化合物を低い濃度で計測した。NMHC分析装置で得られた極性化合物のFID信号を補正する方法が存在するが,この方法はVOCの一体性と濃度が既知である場合に限られた。PA-IRを基本としたNMHC分析装置はいかなる化合物に対しても一貫した応答パターンを示さなかった。PDAを基本としたNMHC分析装置はアルコール類の定量化能力が低かった。本研究結果によれば,全てのNMHC分析装置もアルコール,揮発性脂肪酸,ケトン類のようなAFOから排出される典型的な化合物を正確に測定できなかった。NMHC分析装置は最も高い排出を持つ場所の検出,スクリーニングの分野で使用可能である。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大気管理  ,  有害ガス調査測定  ,  動物飼養一般 

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