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J-GLOBAL ID：201302232559944508   整理番号：13A0990760

肥満細胞と好塩基球の保護的および病理学的役割

Protective and pathological roles of mast cells and basophils

著者 (1件)： VOEHRINGER David (Friedrich-Alexander Univ. Erlangen-Nuremberg, Erlangen, DEU)
資料名： Nature Reviews. Immunology  (Nature Reviews. Immunology)
巻： 13  号： 5  ページ： 362-375  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： W1371A  ISSN： 1474-1733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満細胞と好塩基球は,先天性免疫系の強力なエフェクター細胞であり,宿主に対して利益と害の両機能を有する。本報では,肥満細胞と好塩基球の発生,これらの細胞の寄生虫に対する防御免疫への関与およびアレルギーあるいは自己免疫炎症過程での役割についての最近の進歩を概説する。まず,肥満細胞と好塩基球の進化および個体での発生,次いで,蠕虫とマダニに対するこれら細胞による防御免疫について述べ,さらに,アナフィラキシー,アレルギー性喘息,皮膚過敏症を例にこれらの細胞の関与を記述する。最近,肥満細胞と好塩基球を生じる前駆細胞群が特性化,単離され,また,より特異的にこれらの細胞のターゲッティングができる遺伝的に修飾された新しいマウス系統が開発されたが,このような進歩が,これら細胞のin vivo機能のより詳細な解明を助けると考えられる。

シソーラス用語： *肥満細胞 ,  *好塩基球 ,  保護作用 ,  発生 ,  *免疫 ,  寄生虫 ,  マダニ科 ,  アナフィラキシー ,  *アレルギー疾患 ,  喘息 ,  *防御免疫 ,  蠕虫類 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： 進化【生物】 ,  蠕虫 ,  マダニ ,  アレルギー性喘息 ,  皮膚過敏症

分類 (3件)： 白血球,リンパ球  (EJ03030H) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 肥満細胞 ,  好塩基球 ,  病理学 ,  役割