文献

J-GLOBAL ID：201302232718463800   整理番号：13A0064781

段階加熱法の熱量測定によるポリ(ε-カプロラクトン)の融解研究

Melting of poly(ε-caprolactone) studied by step-heating calorimetry

著者 (1件)： SASAKI Takashi (Univ. of Fukui, Dep. of Materials Sci. and Engineering, 3-9-1 Bunkyo, 910 8507, Fukui, JPN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 111  号： 1  ページ： 717-724  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温度調節した示差走査熱量測定の一種である段階加熱法の熱量測定は高分子の融解に関する貴重な情報を提供した。狭い範囲の厚さにおけるラメラ晶子の融解に起因する時間依存の熱流は直接に観測でき,ラメラ晶子の厚さ分布及び融解速度の厚さ依存性を推論できた。融解速度係数の過熱依存性はラメラ厚さの増加に従って増大した。円筒状の核形成モデルに基づく解析は結晶化挙動から評価した場合に比べて外側面の自由エネルギー値が低く,融解に対する核心は結晶化に比べて安定であった。Copyright 2012 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *融解 ,  *示差走査熱量測定 ,  ラメラ ,  単結晶 ,  結晶化 ,  *ポリカプロラクトン ,  核形成 ,  結晶性高分子
準シソーラス用語： 核生成 ,  晶子

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (1件)： ε-カプロラクトン

タイトルに関連する用語 (5件)： 段階 ,  熱量測定 ,  ε-カプロラクトン ,  融解 ,  研究