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J-GLOBAL ID：201302233127458480   整理番号：13A1650002

福島第一原発の廃止措置に向けた課題 ロボットと遠隔操作

著者 (1件)： 淺間一 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： エネルギーレビュー  (Energy Review)
巻： 33  号： 11  ページ： 18-21  発行年： 2013年10月20日 
JST資料番号： L0936A  ISSN： 0289-2804  CODEN： EREBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原発は廃炉に至るまで,数多くのロボットや遠隔操作機器の開発が必要となる。ミッションごとに個別の研究開発が進められ,必要に応じてワーキンググループ(GW)を設置している。具体的には,小型飛行船,小型無線ヘリ,懸垂機構,水中遊泳ロボットなどのロボット技術や計測手法の検討が行われ,これまでにサプレッションチェンバー(S/C)内水位測定,水中遊泳ロボット,四足方向ロボット技術などのWGが設置された。ロボットや遠隔操作機器の開発では,複雑で困難な環境でミッションを実施する高度な機能が要求されるのみならず,現場で確実に動作し,失敗しないことも要求される。それには,開発した機器の実証試験,オペレータの訓練を十分行うことがポイントとなる。現在,遠隔操作機器の実証試験施設(モックアップ施設)の検討が進められている。また技術カタログについても,継続的な保守・更なる充実化を図る必要があり,要素技術以外のシステムインテグレーション技術,これまで活用したロボットや機器の実績や評価などもデータベース化,アーカイブ化し,広く活用できるようにすることが望ましい。

シソーラス用語： *廃止措置 ,  *原子炉デコミッショニング ,  歩行ロボット ,  *ロボット ,  *遠隔制御 ,  モックアップ ,  圧力制御 ,  実証実験 ,  *システムインテグレーション ,  容器
準シソーラス用語： 原子炉廃止措置 ,  4足歩行ロボット ,  ロボット技術 ,  *遠隔操作 ,  サプレッションチェンバ ,  実証試験 ,  データベース化

分類 (1件)： 原子炉工学一般  (MD01000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 福島第一原発 ,  廃止措置 ,  ロボット ,  遠隔操作