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J-GLOBAL ID:201302233128568718   整理番号:13A1407911

ヒト胃癌における酸化ストレスとDNA損傷:使用可能な腫瘍マーカーとしての8-オキソ-7′,8-ジヒドロ-2′-デオキシグアノシン(8-オキソ-dG)

Oxidative Stress and DNA Damage in Human Gastric Carcinoma: 8-Oxo-7’8-dihydro-2’-deoxyguanosine (8-oxo-dG) as a Possible Tumor Marker
著者 (16件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 3467-3486 (WEB ONLY)  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ヒト胃癌(HGC)検体中の,還元/酸化グルタチオン(GSH/GSSG),マロンジアルデヒド(MDA),および変異原性物質8-オキソ-7′,8-ジヒドロ-2′-デオキシグアノシン(8-オキソ-dG)のレベルによって,この酸化ストレス(OS)状態について特性評価して,この結果を同じ患者由来の正常組織と比較した。健常対照被検者から,また基底状態と腫瘍切除術後1,3,6,9および12か月での患者の末梢単核細胞(PMNC)と尿中の8-オキソ-dGについても分析した。腫瘍検体におけるDNA修復酵素mRNA発現(hOGG1,RAD51,MUYTHおよびMTH1)のレベルを分析して,正常粘膜と比較した。腫瘍検体は正常胃組織と比較して,MDAと8-オキソ-dGのレベル増加を示した。GSHレベルも増加したが,一方で,GSSGレベルは安定のままであった。DNA修復酵素mRNA発現は,腫瘍組織内で誘発された。8-オキソ-dGのレベルは,健常対照群と比較して,胃がん患者の尿とPMNCの両方において,著しく上昇した。胃切除の後,尿とPMNCにおける損傷のレベルは,健全な個体群で認められるレベルに近い値へと次第に低下した。尿中の8-オキソ-dGの高いレベルは,腫瘍組織中でのDNA修復活性の誘発の増強と関連する可能性があり,腫瘍切除術後に観察される変化は,その腫瘍マーカーとして使用の可能性を支持する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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消化器の腫よう  ,  腫ようの診断 
物質索引 (4件):
物質索引
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