文献
J-GLOBAL ID:201302233149415253   整理番号:12A1801217

理科教育研究における記述のアーギュメントの評価フレームワーク

著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 356-367  発行年: 2012年12月10日 
JST資料番号: L3340A  ISSN: 0386-4553  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
科学的内容に関する記述のアーギュメントを対象とした評価フレームワークに絞って先行研究をレビューし,それらが提起したアーギュメントの評価フレームワークを比較して共通項を探った。多くの研究が採用してきたToulmin(1958)のアーギュメント構造を解説した。記述のアーギュメントを評価した代表的な研究として,Bell&Linn(2000),Seethaler&Linn(2004),Sandoval(2003/2005),Sandoval&Millwood(2008),McNeill&Krajcik(2011),Kelly et al.(2008),Zohar&Nemet(2002)についてアーギュメントを行う教育実践の概要と,用いられた評価フレームワークを紹介した。紹介したフレームワークについて,評価対象としての構成要素と評価の観点に注目して検討した。記述のアーギュメントを評価した代表的な研究における評価フレームワークでは,主張,データ,保証と保証の裏付けの3要素が,評価対象として共通していること,そしてこれら3要素について,有無と質,すなわちアーギュメントの構造と内容の両方が,評価の観点になっている。本研究が見いだした上記の共通点が,理科教育の実践として高いレベルに到達している理由を述べ,本研究成果と今後の日本の理科教育の課題との関連について述べた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
科学技術教育 
引用文献 (25件):
  • BELL, P. Scientific arguments as learning artifacts : Designing for learning from the web with KIE. International Journal of Science Education. 2000, 22, 8, 797-817
  • CLARK, D. B. Analytic frameworks for assessing dialogic argumentation in online learning environments. Educational Psychology Review. 2007, 19, 343-374
  • DUSCHL, A R. Supporting and promoting argumentation discourse in science. Studies in Science Education. 2002, 38, 39-72
  • KELLY, G. J. Analysis of lines of reasoning in written argumentation. Argumentation in science education : perspectives from classroom-based research. 2008, 137-156
  • 国立教育政策研究所. TIMSS2007 理科教育の国際比較-国際数学・理科教育動向調査の2007年調査報告書-. 2007
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る