文献
J-GLOBAL ID:201302233175053955   整理番号:13A1340318

樹冠下におけるアンテナポールを用いた場合のGPS測位精度と精度評価におけるGPS信号の遮断確率(SIP)の有用性。

GPS accuracy in using antenna pole under tree canopies and usability of Signal Interruption Probability (SIP) for accuracy estimation
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 181-186  発行年: 2013年07月31日 
JST資料番号: L3308A  ISSN: 1342-3134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
林相の異なる4種の森林の樹冠下において,4段階のアンテナ高を設定し,2か月ごとに一年間,コードディファレンシャル測位によるGPS受信試験を行った。GPS測位データを後処理後,測位精度と全天空写真から算出した開空度およびGPS信号の遮断確率を表すSIP(Signal Interruption Probability)との関係を解析した。精度評価の指標としては平面誤差を用いた。測位精度は障害物である樹冠によって強い影響を受けるため,アンテナポールが安定する範囲では,アンテナ高が高いほど測位精度も上昇したが,アンテナ高が一定高よりも高くなるとアンテナの揺動が大きくなり,測位精度が低下した。開空度は,特に落葉樹林において,林冠構造の季節変化を良く表していたが,SIPは開空度と異なり,測位精度と同様に季節による樹冠の状態変化の影響を大きく受けず,GPS測位精度の変化とより良く合致していた。これらの結果から,SIPは開空度よりもGPS精度評価における有用性が高く,幹や枝を中心とした樹冠構造を反映していることが示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
計測機器一般  ,  森林生物学一般 
引用文献 (12件):
  • EON, D'. Forest Canopy Interference with GPS Signals Two Antenna Heights. Nor.J.Appl.For. 1996, 13, 2, 89-91
  • EVANS, G.C. Hemispherical and woodland canopy photography and the light climate. J.Ecol. 1959, 47, 103-113
  • FRAIR, J.L. Removing GPS collar bias in habitat selection studies. J.Appl.Ecol. 2004, 41, 201-202
  • FRAZER, G.W. Gap Light Analyzer(GLA):Imaging software to extract canopy structure and gap light transmission indices from truecolour fisheye photographs,users manual and program documentation. 1999
  • GANDASECA, S. Evaluating the positioning performance of GPS surveying under different forest conditions in Japan. Proceedings of the First International Precision Forestry Cooperative Symposium,Seatlle,WA,June17-20 2001,University of Washington,Seattle,WA. 2001, 119-123
もっと見る

前のページに戻る