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J-GLOBAL ID:201302233224593804   整理番号:13A1639161

海洋中央の表層水の最古(前期エディアカラ紀)のSr同位体記録:シベリア南部における古環礁石灰岩の化学層序学的対比

The oldest (Early Ediacaran) Sr isotope record of mid-ocean surface seawater: Chemostratigraphic correlation of a paleo-atoll limestone in southern Siberia
著者 (7件):
資料名:
巻: 77  ページ: 66-76  発行年: 2013年11月15日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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シベリア南部のエディアカラ紀の古環礁石灰岩のSr同位体層序を調べるために,手始めとして失われたエディアカラ(後期原生代)海の表層海水について検討した。シベリアのGorny Altai山のエディアカラ紀のBaratal石灰岩は古代海山上に発達した海洋中央の古環礁コンプレックスの残滓である。Baratal石灰岩の厚さ20mの基部間隙からのSr同位体比(87Sr/86Sr)は0.7069-0.7079で,一般に上方に向かって増加している。比較的低いSr比は,海洋中央の表層海水,すなわち全地球的海水は,エディアカラ時の大陸侵食よりも大洋中央海嶺沿いの熱水活動からの影響をより強く受けたことを示す。従来から知られていた現在のSr同位体変化との化学層序学的対比から,Baratal石灰岩基部は前期エディアカラ紀に堆積したことを示す。このタイミングは,新原生代(マリノア氷期)の全球凍結現象の直接の余波に相当する。比較的低いSr同位体比と上方への増加トレンドは,前期エディアカラ紀の氷河後退期における大陸侵食の開始と調和的である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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同位体地質学  ,  先カンブリア時代 

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