文献
J-GLOBAL ID:201302233225560659   整理番号:13A1787898

既存賃貸集合住宅における部分断熱改修実験

THE EXPERIMENTS OF PARTIAL REMODELING REGARDING THERMAL INSULATION IN EXISTING MULTI-FAMILY HOUSING
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号: 42  ページ: 677-682 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: L4777A  ISSN: 1341-9463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報では,京都市の既存賃貸集合住宅を対象に実施した部分断熱改修実験の研究成果を報告する。部分断熱改修とは,外壁全体を断熱された区画(以下,断熱区画)で囲むのではなく,住戸の一部分の空間だけを断熱区画で囲む手法のことである。本実験では,環境工学分野,住宅計画分野,構法計画分野の3つの観点から,調査・実験を行った。ここではまず,部分断熱改修実験に関し,対象賃貸集合住宅とその改修の概要を示し,この実験における技術開発と実施した調査を示している。窓近傍におけるコールドドラフト調査,断熱建具ー窓間における温度挙動,断熱建具の開閉パタン別による居室間熱移動の検証を,部分断熱改修による環境性能改善効果に関し示している。また,部屋を選び,部分断熱改修住戸の生活への適合性を検証している。部分断熱改修工事において,部分断熱改修工事の作業分類,改修費用の内訳,工期,作業者別稼働率を示している。今回の改修工事では,断熱性能を上げることに付随して,断熱とは直接関係のない作業が,同程度の費用で発生していた。また,部分断熱改修の工事規模が小さかったため,稼働率の低い作業者が発生し,施工率を下げる結果となっていることも確認できた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
建築環境一般  ,  住宅建築,農村建築,城  ,  建築設備一般 
引用文献 (5件):
  • 1) 矢谷百代,高田光雄,生川慶一郎,土井脩史他:賃貸集合住宅における部分エコリフォーム手法の開発-断熱区画内外における空間の利用範囲に着目して-,第6回住宅系研究報告会,日本建築学会,pp.21-28,2011.12
  • 2) 田嶋圭一,近本智行:CO2削減に向けた省エネ住宅の研究(その2)-住宅の新築及び既存改修における断熱範囲の設定と居住環境における省エネ効果の検証,空気調和・衛生工学会学術講演会論文集,pp1821-1824,2011.9
  • 3) 岩前篤,加藤信介,鈴木大隆:戸建住宅の部分断熱による効果に関する研究,日本建築学会学術講演梗概集 D-2,pp.89-90,2006.9
  • 4) 齋藤宏昭, 服部哲幸, 松島加奈, 桑沢保夫, 石崎竜一, 澤地孝男, 瀬戸裕直, 井上隆:温暖地の木造住宅における部分断熱改修による熱性能改善効果の検証,日本建築学会環境系論文集No.632,pp.1163-1169,2008.10
  • 5) 空気調和・衛生工学便覧 第14版 1.基礎編,2010.2
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る