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J-GLOBAL ID:201302233432438081   整理番号:13A1803495

in vitroでのヒト気管支上皮での沈着におけるTLR1/TLR2アゴニスト官能化pDNAナノ粒子の運命

Fate of TLR-1/TLR-2 agonist functionalised pDNA nanoparticles upon deposition at the human bronchial epithelium in vitro
著者 (9件):
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巻: 11  号: Aug  ページ: 11:29 (WEB ONLY)  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:プラスミドDNAワクチン接種は有望な手法であるが,非ヒト霊長類およびヒトにおける研究は感染防御免疫を達成できなかった。肺内投与に焦点を置いてさらにこの技術を最適化するため,生体高分子キトサンに基づいたアジュバントを含むDNA送達システムを開発し,評価した。さらに詳細に述べれば,ヒト上皮バリアーの三次元(3D)細胞培養モデルを用いて,アジュバントPam3Cys(Toll様受容体1/2アゴニスト)装飾キトサンDNAナノ粒子(NP)の取込および随伴する免疫応答を探索した。3D細胞培養の表面へのマイクロ噴霧器によりPam3Cys官能化および非官能化キトサンDNA NPを噴霧し,共焦点レーザ走査顕微鏡により上皮および免疫細胞(血液単球由来樹状細胞(MDDC)およびマクロファージ(MDM))によるNPの取込を可視化した。そのうえ,腫瘍壊死因子α分泌の解析(ELISA)により,TLR経路による免疫活性化をモニタリングした。結果:最初に,抗原提示細胞への高い取込速度(MDDC:16-17%;MDM:68-75%)が得られた。Pam3Cysアジュバント官能化および非官能化DNA NPに対し取込パターンの有意差は観測されなかったが,Pam3Cys官能化はPam3CysキトサンDNA NP>キトサンDNA NP=DNA非負荷キトサンNP>対照(培地)のランキングで全体的に高い免疫応答を誘発することをインターロイキン8および腫瘍壊死因子αのELISAが明らかに示した。結論:キトサンベースのDNAデリバリーは,抗原特異的免疫の誘導に対しヒト肺において最も免疫的に適格な細胞であるabluminal MDDCへの取込を可能にする。そのうえ,キトサンDNA NPのPam3Cysアジュバント官能化は,IL-8およびTNF-αレベルの上昇によるTh1関連(細胞)免疫応答とともに免疫細胞の補充に好都合な環境を有意に増強する。後者は,このDNAデリバリー手法を肺における細胞内病原体(例,結核菌またはインフルエンザウイルス)への潜在的DNAワクチン接種に対し魅力的なものにさせる。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸収系一般  ,  細胞膜の受容体  ,  核酸一般  ,  固体デバイス製造技術一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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