抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コワーキング(co-working)概念の規定を試み,理論的発展の方向を示した。コワーキングは,コワーカーという働く個人とコワーキングスペースという働く場の2つの概念に基づいて具体的,体系的に捉えられることを指摘した。それぞれと関連する概念との比較検討を通じて,2つの概念を相対化するための次元とその論理的位置づけを示した。これ等の検討を踏まえて,ワークススタイルというレベルにおけるコワーキングの位置づけや今後コワーキングについて理論的に検討していく際の留意点を検討した。また,更なる理論的,実践的示唆をもたらすために,働く個人と働く場という概念に関する領域を詳細にレビューし,精緻な理論枠組みを整備する必要がある。