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J-GLOBAL ID：201302234006805626   整理番号：13A1274826

性の遺伝子型や表現型の可視指標を導入したトランスジェニックメダカ系列

A Transgenic Medaka Line with Visible Markers for Genotypic and Phenotypic Sex

著者 (2件)： KANAMORI Akira (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  TOYAMA Keiko (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 47  号： 12  ページ： 6640-6645  発行年： 2013年06月18日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： OECDは2011年に内分泌撹乱化学物質のバイオアッセイに魚類を利用した性分化試験を指定した。内分泌撹乱化学物質のin vivo実験データを解析する際,性分化に関与する正確な遺伝子型が必要である。性の遺伝子型を示す可視指標は時間が掛かるPCRによる遺伝子型決定試験を回避できる。性決定に関与する遺伝子サイト近傍に遺伝子発現する緑色蛍光蛋白質(GFP)を導入したメダカ系列を試作した。白色顔料を細胞指標に利用すると生殖腺が性分化する前に性の遺伝子型を正確に決定できた。これら性の遺伝子型指標を保有するトランスジェニックメダカ系列に卵巣由来のGFPを導入すると,孵化して8日後に性の表現型も正確に決定できた。メダカの性分化試験はエストロゲンやアンドロゲン性内分泌撹乱化学物質のスクリーニングに有用である。

シソーラス用語： *内分泌撹乱物質 ,  トランスジェニック動物 ,  遺伝子導入 ,  *メダカ ,  実験動物 ,  生物指標 ,  遺伝子型 ,  表現型 ,  形質発現 ,  性決定 ,  生殖腺 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  *バイオアッセイ ,  性分化 ,  エストロゲン ,  男性ホルモン
準シソーラス用語： GFP蛋白質 ,  *トランスジェニックメダカ

分類 (4件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  バイオアッセイ  (EA03060N) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 性 ,  遺伝子型 ,  表現型 ,  指標 ,  トランスジェニックメダカ ,  系列