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J-GLOBAL ID：201302234154103649   整理番号：13A1047068

脂質の移動度と膜の分域構造へのアミロイドβ-ペプチドの膜との相互作用と凝集の効果

Effects of membrane interaction and aggregation of amyloid β-peptide on lipid mobility and membrane domain structure

著者 (4件)： SASAHARA Kenji (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  MORIGAKI Kenichi (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  MORIGAKI Kenichi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ikeda, JPN) ,  SHINYA Kyoko (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 23  ページ： 8929-8939  発行年： 2013年06月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大脳皮質細胞間でアミロイドβ(Aβ)ペプチドが沈積するAlzheimer病の原因は脂質ラフト内のガングリオシドGM1によるらしいが,Aβの凝集が脂質膜の動的性質や組織に持つ効果が依然不明である。Aβ-脂質相互作用について,のラフト成分(コレステロール,スフィンゴミエリン,GM1)を含む基板で支持した脂質二重層上でのAβの凝集を調べた。Aβの膜との結合と引続く凝集により脂質の相分離が起きて膜の横方向流動性が著しく変る。Aβ凝集体内へのGM1の取込みとその膜への固定による膜損傷が顕微鏡で見られた。つまり脂質膜へのAβ固定化から問題が始まる。

シソーラス用語： Alzheimer病 ,  *アミロイドβタンパク質 ,  *ペプチド ,  ガングリオシド ,  脂質ラフト ,  *分子間相互作用 ,  脂質二分子膜 ,  *凝集 ,  取込 ,  固定 ,  損傷 ,  直交流 ,  相分離 ,  移動度 ,  分域構造
準シソーラス用語： *アミロイドβペプチド ,  ガングリオシドGM1 ,  *ペプチド-脂質相互作用 ,  横方向流れ ,  脂質二重層膜 ,  膜損傷

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  分子間相互作用  (BH07020P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 脂質 ,  移動度 ,  分域構造 ,  アミロイド ,  β-ペプチド ,  相互作用 ,  凝集