抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近,単一金属サイトによって水の酸化と関連した多数個の電子及びプロトン移動事象が媒介されることが発見された。この発見は既知の合成的水の酸化触媒の拡張の可能性を示唆し,O-O結合形成を含む反応段階に関する前例のない洞察を可能にする。本論文は水の酸化に対する触媒作用に関する最近の理解とその展望に関するレビューである。第二章では単一サイトでの水の酸化触媒として,ルテニウム主体,イリジウム主体ならびにその他の3d遷移金属主体の触媒に対する触媒作用の特徴を比較した。第三章ではこれらの触媒を用いた水の酸化反応の機構を,1)水の求核的攻撃経路,2)ラジカルカップリング経路,3)その他の経路に分けて論じた。第四章では均一な水の酸化触媒の設計について,要素ごとに分けて論じた。