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J-GLOBAL ID:201302234325903142   整理番号:13A0937097

KAg11(VO4)4 P型透明伝導性酸化物の候補としてのKAg11(VO4)4

KAg11(VO4)4 as a candidate p-type transparent conducting oxide
著者 (7件):
資料名:
巻: 138  号: 19  ページ: 194703-194703-7  発行年: 2013年05月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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物質が優れたP型透明伝導性酸化物(TCO)となるためには,そのバルクおよび欠陥相の熱化学,その光学吸収スペクトル,およびその電気輸送特性に関する複数の原理を同時に満足する必要がある。最近,著者らは,Ag3VO4はp型であるが,伝導性が低く,光学バンドギャップは透明になるには十分大きくないことを予測した。Ag3VO4の輸送および光学特性を改良するために,新しい候補となるp型TCOとして,Ag,V,O,および付加的な原子に基づく4元化合物を含む拡張材料空間を探索した。この4元材料のセットから,Ag3VO4に関連する結晶構造をもつ既知の酸化物であるKAg11(VO4)4を選択した。とりわけ,Ag3VO4中の4回配位Ag原子に関するAg原子の異なる局所構造(2回および3回配位)によるKAg11(VO4)4中のホール生成Ag空孔欠陥の濃度の増進に期待できる。第一原理計算を実行することにより,KAg11(VO4)4が固有のp型伝導体であり,Ag3VO4の合成に予測されたのと類似の条件下で合成しうることを見出した。しかしながら,KAg11(VO4)4が2および3回配位Ag,4回配位のものより低い欠陥形成エネルギーをもつ正孔生成サイトを含んでいても,KAg11(VO4)4中の固有正孔含量は,Ag3VO4と類似であると予測した。今回の計算によって,KAg11(VO4)4中のAg原子の低い配位数からの利点は,相殺されうることを示した。その理由は,AgがKと形成し,KAg11(VO4)4とエネルギー的に競合する酸化物相により,合成が可能なAg化学ポテンシャルの範囲の変化によるものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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電気物性一般  ,  塩基,金属酸化物 
タイトルに関連する用語 (1件):
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