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J-GLOBAL ID：201302234795398738   整理番号：13A1200169

プラズマ処理によるポリエチレンへの染色部位の固定化

Immobilization of Dyeing Sites to Polyethylene by Plasma Treatment

著者 (4件)： ENOMOTO Ichiro (Tokyo Metropolitan Industrial Technol. Res. Inst., Tokyo, JPN) ,  NAKAMURA Isao (Tokyo Metropolitan Industrial Technol. Res. Inst., Tokyo, JPN) ,  SOEDA Shin (Tokyo Metropolitan Industrial Technol. Res. Inst., Tokyo, JPN) ,  YAMAGUCHI Kazuo (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Photopolymer Science and Technology  (Journal of Photopolymer Science and Technology)
巻： 26  号： 4  ページ： 539-544  発行年： 2013年 
JST資料番号： L0202A  ISSN： 0914-9244  CODEN： JSTEEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 染色部位を固定するためにポリエチレンフィルムをプラズマ処理した。染色部位含有樹脂の作製にビニルスルホン酸(VSA)とポリエチレングリコールジアクリレート(PEGDA)の10%メタノール溶液を用いた。CF₄プラズマで前処理した低密度ポリエチレン(LDPE)フィルムをこの溶液に浸漬し,75°C,0.2MPaで22h浸透させた。乾燥後に,フィルムを更にO₂プラズマ処理することで染色部位含有樹脂をLDPEフィルムに固定した。LDPEフィルムへの樹脂固定をFourier変換赤外分光法(FTIR)とX線光電子分光法(XPS)により調べた。これらの分析からPEGDAに基づく-C-O及び-C=Oスペクトルの存在を認め,VSAのスルホン酸基の存在をXPS分析による163.8eVでのS2p軌道観察により確認した。カチオン染料での染色により官能化LDPEフィルムの染色性を確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *低密度ポリエチレン ,  プラスチックフィルム ,  *表面処理 ,  プラズマ処理 ,  ポリエチレングリコールジアクリレート ,  プラズマ ,  赤外吸収スペクトル ,  X線光電子分光法 ,  官能基分析 ,  *染色 ,  塩基性染料 ,  後重合 ,  その場重合 ,  ポリマブレンド ,  フロン
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  カチオン染料 ,  酸素プラズマ

分類 (1件)： 表面処理  (YH04112X)

物質索引 (2件)： ビニルスルホン酸 ,  四ふっ化メタン

引用文献 (18件)：

• 1. Y. Ogiwara, M. Kanda, M. Takumi and H. Kubota, J. Polym. Sci. Polym. Lett. Ed. 19 (1981) 457.
• 2. I. Enomoto, K. Mishima, T. Kobayashi and S. Soeda, J. Photopolym. Sci. Technol. 23 (2010) 545.
• 3. I. Enomoto, K. Iiyama and K. Mishima, J Photopolym. Sci. Technol. 25 (2012) 507.
• 4. S. I. Moon and J. Jang, J. Appl. Polym. Sci. 68 (1998) 1117.
• 5. S. I. Moon and J. Jang, I Adhesion Sci. Technol. 14 (2000) 493.

タイトルに関連する用語 (4件)： プラズマ処理 ,  ポリエチレン ,  染色 ,  固定化