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J-GLOBAL ID:201302234872395828   整理番号:13A1501079

マイクロサテライト解析により明らかになった中国産エノコログサ[Setaria viridis(L.)Beauv.]の分子多様性と個体群構造

Molecular diversity and population structure of Chinese green foxtail [Setaria viridis (L.) Beauv.] revealed by microsatellite analysis
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巻: 64  号: 12  ページ: 3645-3655  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エノコログサ(Setaria viridis(L.)Beauv.)はSataria Beauv.に属し,Paniceae亜科中のPaniceae草本族の一員である。エノコログサは栽培品種アワ(Setaria italica L.Beauv.)の祖先であり,中国では1万年以上前から穀類および飼料用に栽培されてきた乾燥地域の農業にとって非常に重要な古い穀類である。この検討では中国の全地域から収集した288種類のエノコログサ品種の大規模なサンプルをその全9個の染色体をカバーするSSRマーカー類を用いて解析した。ソフトウェアシミュレーションにより遺伝多様性と個体群構造を与えた。エノコログサゲノムの連鎖不均衡(LD)レベルも測定した。アワ在来種に関する前回のデータと組み合わせたエネオコログサのデータ解析も実施し,結果を比較した。得られた主な結果は次のとおりである。1)中国産エノコログサでの遺伝子座当りの対立遺伝子の平均個数は33.5で,同じSSRマーカー類による中国産アワ在来種の21.4より大きい。2)検討の結果では中国のアワの品種には4種類の下位個体群があり,生態地域が地理的分布と一致しているが,この検討でのエノコログサでは2種類のクラスタが明瞭に特定され,各クラスタ試料の分布は地理的生態地域との一致がない。3)同じ方法によるアワでの前回検討と比較して今回の同じ方法による野生型のエノコログサのLDレベルは低く,エノコログサとアワの地理的地域を比較した検討結果と一致している。
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分類 (2件):
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植物生態学  ,  遺伝子の構造と化学 

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