文献

J-GLOBAL ID：201302235048037340   整理番号：13A1424264

自己修復作用高分子材料

Self-healing polymeric materials

著者 (2件)： YANG Ying (Clemson Univ., SC, USA) ,  URBAN Marek W. (Clemson Univ., SC, USA)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 42  号： 17  ページ： 7446-7467  発行年： 2013年09月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己修復高分子は,人為的な修復が困難または不可能な環境で,その使用が有望視されている。熱的性質,機械的性質,および電気的性質などの機能を有する高分子材料に,自己修復の機能を付与した材料の開発が望ましいが,自己修復の機能における分子設計思想を従来の機能とは背反する場合が多い。本報告は,自己修復反応における熱力学的因子と度論的支配を考察した。自己修復反応には,反応熱の利用や外部エネルギー入力が必須であり,その熱力学的制御は不可欠である。特に,反応が,超分子構造内で起こる場合や分子間水素結合が介在して形成する場合である。本報では,反応自体に着目した解析であるが,これに高分子鎖の分子動力学解析を加味する必要がある。

シソーラス用語： 機能材料 ,  熱力学 ,  ネットワーク構造 ,  反応熱 ,  *化学反応 ,  水素結合 ,  機能性高分子 ,  重合体 ,  *性質 ,  超分子構造 ,  *反応速度論 ,  *解析 ,  刺激応答性高分子
準シソーラス用語： 機能性高分子材料 ,  形状記憶ポリマ ,  *自己修復性 ,  *熱力学解析 ,  網状構造

分類 (3件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  熱化学  (CB02040L) ,  反応速度論・触媒一般  (CB06010G)

タイトルに関連する用語 (2件)： 自己修復 ,  高分子材料