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J-GLOBAL ID：201302235098778782   整理番号：13A1273821

アラビア半島から分離した主要なグラム陰性病原菌におけるβ-ラクタマーゼ産生

β-Lactamase Production in Key Gram-Negative Pathogen Isolates from the Arabian Peninsula

著者 (6件)： ZOWAWI Hosam M. (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  ZOWAWI Hosam M (King Saud bin Abdulaziz Univ. for Health Sci., Riyadh, SAU) ,  BALKHY Hanan H. (King Saud bin Abdulaziz Univ. for Health Sci., Riyadh, SAU) ,  WALSH Timothy R. (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  WALSH Timothy R. (Cardiff Univ., Cardiff, GBR) ,  PATERSON David L. (Univ. Queensland, Queensland, AUS)
資料名： Clinical Microbiology Reviews  (Clinical Microbiology Reviews)
巻： 26  号： 3  ページ： 361-380  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： T0713A  ISSN： 0893-8512  CODEN： CMIREX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 湾岸協力会議(GCC)に属する国におけるグラム陰性桿菌(GNB)の抗生物質耐性菌の存在について総説する。これらの国では,広域スペクトルのβ-ラクタマーゼ(ESBL)およびカルバペネマーゼ産生GNBの感染率が高く,その多くは院内感染に関連している。β-ラクタマーゼ遺伝子はGCCに属する国からそれぞれの方法で分離されているが,PER-7,GES-11およびPME-1を含む共通の特徴的な酵素も同定されている。本論文では,広域スペクトルのセファロスポリンを含むβラクタム系抗生物質に対する耐性が,ESBL産生によるものだけでなく,AmpCやカルバペネマーゼのような他のβ-ラクタマーゼも関与することを報告する。また,Pseudomonas aeruginosaのようなカルバペネム耐性はβ-ラクタマーゼ産生以外の外膜蛋白質の欠損や排出ポンプの発現増加に関与するメカニズムによるかもしれない。本総説では,βラクタム系耐性GNBについて引用されたすべての論文を収録し,正確な耐性メカニズムが記載された箇所を明記する。

シソーラス用語： *β-ラクタマーゼ ,  *グラム陰性菌 ,  地名 ,  ラクタム系抗生物質 ,  緑膿菌 ,  金属酵素 ,  *耐性菌 ,  カルボン酸 ,  ラクタム
準シソーラス用語： Pseudomonas aeruginosa ,  βラクタム系抗生物質 ,  アラビア ,  カルバペネマーゼ

分類 (3件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究  (GX05020C)

物質索引 (1件)： カルバペネム

タイトルに関連する用語 (3件)： アラビア半島 ,  病原菌 ,  β-ラクタマーゼ