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J-GLOBAL ID:201302235153555453   整理番号:13A0831317

薬剤溶出ステント用ヘパリン固定化共重合体の組織応答及び分解挙動の特性化

Characterization of tissue responses and degradation behavior of heparin-immobilized copolymer for drug-eluting stents
著者 (7件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 1015-1021  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高分子被覆材の持続的存在が薬剤溶出ステントの安全性を危うくするかもしれない,及びそれ故に生分解性被覆材は遅発性の副作用を減少させているかも知れないという仮説が取り上げられてきている。この研究で,l-ラクチド(LA)及び5-メチル-5-ベンジルオキシカルボナート-1,3-ジオキサン-2-オン(MBC)のヘパリン固定化共重合被覆ステント及び流延フィルムの分解挙動をゲル浸透クロマトグラフィー(GPC),重量損失,光学顕微鏡,走査電子顕微鏡(SEM),及びin vitro及びin vivo免疫組織化学的染色によって調べた。in vitroデータから,流延フィルムはPBS内で16週間で分子量は80%及び重量は20%低下することが分かった。ステント表面の被覆材の完全な分解は16週で起きることが分かった。また,in vivo条件での被覆材の同様な分解挙動も示した。ステント移植後4週間での広範囲の内皮形成及び単球走化性蛋白質1(MCP-1),インターロイキン6(IL-6),及びCD3のような炎症性蛋白質の発現で差がないことが分かった。それ故に,ヘパリン固定化共重合体は薬物放出後の永久的な残留を無くし,in vivo組織応答を最小にする薬剤溶出ステント用の優れた候補材料であることが分かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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加溶媒分解  ,  高分子固体のその他の性質  ,  高分子の分解,劣化  ,  共重合 

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