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J-GLOBAL ID：201302235215993410   整理番号：13A0083620

クラスタ構造型ハイブリッドアルゴリズムを用いた最適化におけるマスキングの効果

Effect of Masking in Cluster Structured Genetic Algorithm on Optimization

著者 (4件)： 舩曳繁之 (岡山大) ,  小池涼太 (岡山大) ,  藤井敏則 (呉工高専) ,  今井純 (岡山大)
資料名： 電気設備学会誌  (Journal of the Institute of Electrical Installation Engineers of Japan)
巻： 33  号： 1  ページ： 72-77  発行年： 2013年01月10日 
JST資料番号： G0947B  ISSN： 0910-0350  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般に製鉄所圧延工場では電力変動が大きいために大容量の電力設備が必要になり,同時に送電時の損失が大きくなり,電力コストが増大する。これに対する一方策として,超電導エネルギー貯蔵装置(SMES)による電力平準化システム(EPLS)があるが,SMESのコストは非常に高く,電力平準化のための制御定数の決定は困難であった。制御定数の決定法として遺伝的アルゴリズム(GA)を用いたクラスタ構造型ハイブリッドアルゴリズム(CSHA)が提案されているが,CSHAは実行時間が長い。本稿ではこの問題を解決するために,CSHAのマスキングを検討した。すなわち,局所探索のために遺伝子上位ビットを,探索速度向上のために下位ビットをマスキングする。そして評価値の高い解を短時間で発見するためのマスキングするビット数を求めた。シミュレーションによって提案したCSHAの効果を確認した。

シソーラス用語： 製鉄所 ,  圧延工場 ,  システム ,  利用 ,  原価低減 ,  *レベリング ,  変数 ,  遺伝的アルゴリズム ,  構造 ,  マスキング ,  時間 ,  近傍探索法 ,  *アルゴリズム ,  エネルギー貯蔵システム ,  制御変数 ,  超伝導応用 ,  減少 ,  変化 ,  進化的計算
準シソーラス用語： クラスター構造 ,  局所探索 ,  *最適化アルゴリズム ,  実行時間 ,  *電力平準化

分類 (2件)： システム最適化手法  (IA02050Z) ,  圧延設備  (WC06040K)

引用文献 (8件)：

• 森本祥一: 「負荷平準化に欠かせない電力貯蔵」,電学誌,Vol.116,No.10,pp666-668(1992-10)
• 負荷平準化新手法実証調査評価委員会:「負荷平準化新手法実証調査最終報告書」,新エネルギー・産業技術総合開発機構報告書E970l6,73(2000)
• NEDO/ISTEC:「超電導電力貯蔵システム技術開発,平成12年度成果報告書」,NED(2001)
• 富永紀久:「超伝導コイル」,電学誌,Vol.11l,No.3,pp.207-210(1991)
• 入江冨士男:「超伝導エネルギー貯蔵(SMES)の開発状況と課題」,電学論B,Vol.116,No.9,pp.1029-1032(1996)

タイトルに関連する用語 (4件)： クラスタ構造 ,  ハイブリッドアルゴリズム ,  最適化 ,  マスキング