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J-GLOBAL ID：201302235287417707   整理番号：13A0007556

新燃岳噴火に伴う火山灰の化学的性状

Chemical Property of the Volcanic Ashes from the Eruption of Shinmoedake Volcano

著者 (9件)： 立山諒 (宮崎県衛生環境研) ,  中村公生 (宮崎県衛生環境研) ,  杉本恵 (宮崎県衛生環境研) ,  杉本恵 (都城保健所) ,  赤崎いずみ (宮崎県衛生環境研) ,  岩佐美紀子 (宮崎県衛生環境研) ,  岩佐美紀子 (宮崎県中央保健所) ,  河野通宏 (宮崎県衛生環境研) ,  森下敏朗 (宮崎県衛生環境研)
資料名： 宮崎県衛生環境研究所年報  (Annual Report of the Miyazaki Prefectural Institute for Public Health and Environment)
号： 23  ページ： 107-111  発行年： 2011年 
JST資料番号： Z0451B  ISSN： 0917-3331  CODEN： MEKNEH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 霧島連山の新燃岳は平成23年1月に爆発的噴火を行った。宮崎県内の広い範囲で大量の降灰が観察され,灰の水溶性成分による河川水や地下水の汚染が懸念された。そこで火山灰の化学的性状を把握するため,火山灰の水溶性成分や塩酸溶出成分,新燃岳周辺の河川水や地下水のモニタリング,金属類や無機元素の調査を行った。その結果火山灰の水溶性成分や塩酸溶出成分としてフッ素が検出されたが,その他の重金属類は検出されなかった。また河川水モニタリングの結果は,pHの低下とフッ素濃度の上昇が一時みられたが,いずれも環境基準内であり,河川水への影響は問題ないと推定した。

シソーラス用語： *火山灰 ,  噴火活動 ,  水質試験 ,  *フッ素 ,  *溶出試験【化学物質】
準シソーラス用語： 火山噴火

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 新燃岳 ,  噴火 ,  火山灰 ,  化学的性状