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J-GLOBAL ID:201302235391536165   整理番号:13A0080702

平均穂数近似株の選定による水稲の稈長および節間長の測定法

A Method of Estimating Paddy Rice Culm and Internode Lengths from a Single Hill with Similar Average Number of Panicles
著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 81-88  発行年: 2012年12月15日 
JST資料番号: L4299A  ISSN: 1341-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では5斜線刈取りによる水稲収量簡易速決診断法の一環として,収量査定株の選定用に供する平均1株穂数群の全株を除去した後,平均1株穂数±1の穂数株群から稈長測定株1株を選別して,稈長・節間長を測定する方法を考案した。全穂数株群に対する平均1株穂数±1の穂数株群の最長稈長の平均偏差は小さく,標本としての問題はみられなかった。稈長測定株の最長稈長および平均稈長は試験区(母集団)における最長稈長を一定の精度で推定可能な指標であった。しかし,稈を構成する各節間の伸長パターンは稈の生育型による違いが生じる可能性があるため,最長稈の節間長のみではなく,全裸の節間長を測定して平均節間長として示した方が測定法上勝ると考えられた。すなわち,本測定法は稈長測定株1株の全稗について2mm以上の伸長節間を0.1cm単位で測定し,各節間長の平均値を平均節間長としてこれらの合計を平均稈長として表示するものである。年次,品種を異にしても平均稈長の母分布は例外なく正規性を示し,各節間長の大半においても母分布の正規性が認められた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  計測機器一般 
引用文献 (18件):
  • 松島省三. 水稲収量簡易速決診断器の考案とその利用法. 農及園. 1960, 35, 1253-1258
  • 松島省三. 作物の圃場の試験に於ける調査個體數決定早見表. 農及園. 1954, 29, 495-497
  • 瀬古秀生. 水稲の倒伏に関する研究. 九州農業試験場彙報. 1962, 7, 421-434
  • 岩手県農業研究センター. I水稲調査基準. 農作物調査基準. 2002, 1-25
  • 伊田黎之輔. 水稲コシヒカリ同質遺伝子品種ヒカリ新世紀の耐倒伏性. 日作紀. 2008, 77, 506-511
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