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J-GLOBAL ID：201302235757128707   整理番号：13A1514822

ポリドーパミンの構造: 決して終わらない物語なのか

Structure of Polydopamine: A Never-Ending Story?

著者 (10件)： LIEBSCHER Juergen (National Inst. of Res. and Dev. for Isotopic and Molecular Technol., Cluj-Napoca, ROM) ,  LIEBSCHER Juergen (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU) ,  MROWCZYNSKI Radoslaw (National Inst. of Res. and Dev. for Isotopic and Molecular Technol., Cluj-Napoca, ROM) ,  MROWCZYNSKI Radoslaw (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU) ,  SCHEIDT Holger A. (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  FILIP Claudiu (National Inst. of Res. and Dev. for Isotopic and Molecular Technol., Cluj-Napoca, ROM) ,  HADADE Niculina D. (Babes-Bolyai Univ. Cluj-Napoca, Cluj-Napoca, ROM) ,  TURCU Rodica (National Inst. of Res. and Dev. for Isotopic and Molecular Technol., Cluj-Napoca, ROM) ,  BENDE Attila (National Inst. of Res. and Dev. for Isotopic and Molecular Technol., Cluj-Napoca, ROM) ,  BECK Sebastian (Humboldt-Univ. zu Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 29  号： 33  ページ： 10539-10548  発行年： 2013年08月20日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリドーパミン(PDA)は重要な高分子であるがその構造は今もって論議の的となっている。一般に,PDAはジヒドロキシインドール,インドールジオンおよびドーパミン単位が共有結合したものと考えられてきたが,最近PDAに対しジヒドロキシインドリン,インドリンジオンおよびドーパミン単位が共有結合ではなく酸素原子の間あるいはπスタッキングの間の水素結合により連結されているという新説が提案された。この論文では,¹³C CPPI MAS NMR(交差分極分極反転マジック角スピニングNMR)をはじめとするさまざまな分析手段を駆使して得られた明白な結果から,この新説が全くの誤りであることを示した。著者らの結果は,さまざまな不飽和度をもつジヒドロキシインドールおよびインドールジオンがベンゼン環のC-C結合をとおして共有結合しているということを確証した。

シソーラス用語： *重合体 ,  *共有結合 ,  *化学結合 ,  MASNMR ,  *単量体 ,  *分子構造
準シソーラス用語： *ポリドーパミン ,  マジック角スピニングNMR ,  *高分子構造 ,  *単量体単位 ,  非共有結合

分類 (2件)： 高分子の反応一般  (CG03001G) ,  有機化学反応一般  (CF02010Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： ポリドーパミン ,  物語