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J-GLOBAL ID:201302235832683320   整理番号:13A1856059

骨盤神経節から膀胱にかけて神経束圧挫損傷を持つラット膀胱の機能と分子変化: RhoA/Rhoキナーゼ経路の役割

Functional and Molecular Changes of the Bladder in Rats with Crushing Injury of Nerve Bundles from Major Pelvic Ganglion to the Bladder: Role of RhoA/Rho Kinase Pathway
著者 (8件):
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巻: 14  号:ページ: 17511-17524 (WEB ONLY)  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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排尿障害は根治骨盤手術後の一般的な合併症である。この合併症を減らすために神経温存根治骨盤手術が導入されたが,患者の数人は神経温存根治骨盤手術にもかかわらず排尿困難を体験した。ラット膀胱の機能と分子変化を調査し,神経温存根治骨盤手術時の神経損傷で誘導される排尿障害を証明した。雄ラットを使い,主要な骨盤神経節(MPG)から膀胱群にかけて正常,偽手術と両側性損傷神経束を設定した。1,2と4週の圧挫損傷後,排尿筋の収縮応答の著しい減少と結合組織の増加を観察し,神経温存根治骨盤手術後の排尿困難と一致する知見を得た。圧挫損傷後,M2ムスカリン受容体発現の著しい上昇を観察したことから,これは代償性反応と考えられた。しかしながら,M3ムスカリン受容体発現は殆ど変わらなかった。RhoA,ROCK-αとROCK-βの発現は1,2と4週の圧挫損傷後に大きく上昇した。M2ムスカリン受容体の代償性アップレギュレーションにもかかわらず,RhoA/Rhoキナーゼ経路のダウンレギュレーションがMPGから膀胱にかけた神経束の圧挫損傷後,膀胱収縮性の低下をもたらす可能性を明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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泌尿生殖器の基礎医学  ,  神経の基礎医学 

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