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J-GLOBAL ID:201302235835727868   整理番号:12A1811264

高グルタチオン産生酵母突然変異体を単離するためのフローサイトメトリーと化学物質を用いた従来スクリーニング法の組合せ

A Combination of Flow Cytometry and Traditional Screening Using Chemicals to Isolate High Glutathione-Producing Yeast Mutants
著者 (3件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 1085-1090 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0916-8451  CODEN: BBBIEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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化学物質又はフローサイトメトリー(FCM)のみを用いた従来の選抜は食品製造で用いられる高グルタチオン(GSH)産生酵母菌株の単離には不十分である。従って,選抜効率を改良するため,両法の組合せを検討した。突然変異Saccharomyces cerevisiae菌株を5-クロロメチルフルオレセインジアセテートで標識し,放出蛍光強度によってFCMで分別した。適度なGSH(1~2%)産生突然変異体を単離したが,高GSH(>2%)産生突然変異体は単離されなかった。セルレニンを用いた従来の選抜でも同じ結果になったが,両法を組合せると高GSH産生突然変異体の選抜歩留りが40%増した。モデル菌株の分析は試料中の高GSH産生細胞の比率がFCM結果に影響することを示した。化学物質を用いる従来の選抜とFCMを組合せることによって,いくつかの親菌株からの高GSH産生突然変異体単離に成功した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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微生物代謝産物の生産 
引用文献 (22件):
  • 1) Ueda Y, Sakaguchi M, Hirayama K, Miyajima R, and Kimizuka A, Agric. Biol. Chem., 54, 163-169 (1990).
  • 2) Kuroda M, Nagaba H, Tsubuku T, Kawajiri H, and Ueda Y, Food Sci. Technol. Int. Tokyo, 3, 239-240 (1997).
  • 3) Li Y, Wei G, and Chen J, Appl. Microbiol. Biotechnol., 66, 233-242 (2004).
  • 4) Ueda Y, Yonemitsu M, Tsubuku T, Sakaguchi M, and Miyajima R, Biosci. Biotechnol. Biochem., 61, 1977-1980 (1997).
  • 5) Ohtake Y and Yabuuchi S, Yeast, 7, 953-961 (1991).
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