二重量子ドットの空間的交換による超微細脱位相の抑制

DRUMMOND David; PRYADKO Leonid P.; SHTENGEL Kirill

文献

J-GLOBAL ID：201302235892012808 整理番号：13A0349984

二重量子ドットの空間的交換による超微細脱位相の抑制

Suppression of hyperfine dephasing by spatial exchange of double quantum dots

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資料名：
巻： 86 号： 24 ページ： 245307.1-245307.8 発行年： 2012年12月
JST資料番号： D0746A ISSN： 1098-0121 CODEN： PRBMDO 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

二重量子ドットにおける電子スピン対の論理量子ビット系を調べた。ドット間トンネル効果に依拠する代わりに,2個の量子ドットの空間的交換を用いて,2個の電子が同一経路を横切り,局所核に結合する同じ時間を過ごすことを可能にした。この交換は,印加場と平衡なOverhauser場から超微細脱位相を除去し,面内場からのより小さい効果だけを残すだろう。トンネル効果による交換と比べて,理想的に,これは電気的ゲート雑音の効果を排除するはずである。他方で,スピン-軌道結合の存在下では,電子のそのような運動が付加的誤差を導入する可能性がある,これらの誤差がこの運動のパラメータにどのように依存するかを解析し,この提案の可能な実行に対する制約と可能なパラメータを検討した。ここでは,二重量子ドット量子ビットに特有なパラメータ範囲に焦点を絞り,0.1T以上の代表的磁場を考慮した。

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電子核二重共鳴

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