文献

J-GLOBAL ID：201302235926614462   整理番号：13A1411694

一次産業に見る市場開放の歩み 16)かんきつ類・バナナの輸入自由化・拡大とみかん産地 農家手取り価格は“タダ同然”の水準にまで落ち込む

著者 (1件)： 橋本直史 (北大 大学院農学研究院)
資料名： Dairyman  (Dairyman)
巻： 63  号： 9  ページ： 72  発行年： 2013年09月01日 
JST資料番号： L0973A  ISSN： 0416-6272  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 果実は輸入が激増し,国内生産量を凌駕するほどである。総務省の調査によると1973年に23kgでピークだった「みかん」の1人当たりの消費量は近年は低下した。その結果,5kg以下にまで激減している。低価格や利便性によりバナナブームが到来し,ダイエットブームでさらに加速した。生果の果実輸入に加え,果汁輸入の増大がみかん産地に追い打ちをかけた。安価な輸入品に圧倒され,農家の手取り価格は10円/kg以下でただ同然の水準に低下している。

シソーラス用語： ミカン ,  *栽培 ,  *農業 ,  農業経営 ,  経営経済 ,  用量 ,  輸入 ,  果汁 ,  食品流通 ,  収益性分析 ,  減少
準シソーラス用語： *果樹栽培 ,  消費量 ,  輸入量 ,  価格減少

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (12件)： 産業 ,  市場 ,  かんきつ類 ,  バナナ ,  輸入 ,  自由化 ,  拡大 ,  みかん ,  産地 ,  農家 ,  価格 ,  水準