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J-GLOBAL ID:201302235968427549   整理番号:13A0832200

Mentha arvensis Lにおける植物成長属性,毛状突起,精油生合成及び分化態様の経路遺伝子発現に及ぼすジベレリン酸及びカリテルペノンの影響

Effect of gibberellic acid and calliterpenone on plant growth attributes, trichomes, essential oil biosynthesis and pathway gene expression in differential manner in Mentha arvensis L
著者 (8件):
資料名:
巻: 66  ページ: 150-158  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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植物成長促進剤として使用するため,天然資源から新たな分子を発見すべく,広範な研究が世界中で続けられている。Mentha arvensis L.は,様々な食品,製薬,その他の製品で商業的に使われているメントール豊富な精油の主源である。GA3(ジベレリン酸)と比較して,成長属性,毛状突起,精油生合成及びいくつかの油生合成経路遺伝子の発現に及ぼすアベオクトンの立体異性体であるCA(カリテルペノン)の影響を理解するため,野外で育てた植物で実験を行った。CAの外因的適用(1μM,10μM及び100μM)は,対照のGA3を同濃度に用いた場合よりも,植物バイオマス及びストロン産出,葉面積,枝分れ及び葉茎比率を向上させる上でより好ましいことが分かった。CA処理植物は,腺状突起の数,密度及び直径の増大を示し,さらに,切り取ったシュートに72時間,標識14C-蔗糖を与えて明らかになったように,油生成能力の増強とも相関した。主な経路遺伝子のセミ定量的PCR分析により,CA処理下の差別的なアップレギュレーションが明らかになった。メントールデヒドロゲナーゼ及びメントンリダクターゼの転写産物レベルは,油の中のメントン及びメントール含有量が,より多いCA処理植物において高度のアップレギュレーションとなることが発見された。これらの発見により,より多くの精油蓄積につながる枝分れの増加や毛状突起の高密度化により,CAが産出を正に制御したことが実証された。これらの結果は,CAが成長促進作用を持つ新たな植物由来ジテルペノイドであることを示唆し,質的及び量的に作物収量及び精油生合成を改善するための新たな可能性を切り開くものである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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特用作物一般  ,  植物生理学一般  ,  遺伝子発現  ,  植物の生化学 
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