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J-GLOBAL ID:201302236061728323   整理番号:13A0616723

葉枯病に耐性なニンニク突然変異体のin vitro選択とそれらの抵抗の分析

In vitro selection of garlic mutants resistant to leaf blight and analysis of their resistance
著者 (3件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 109-115,120  発行年: 2012年 
JST資料番号: C5021A  ISSN: 1671-9387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】研究では,ニンニク抵抗性突然変異体を選択し,培地への病原体粗毒素の添加によるin vitro選択法を設定した。【方法】抵抗性突然変異体を,クローブベース移植片から得たカルスとニンニク葉枯病病原体培養液の濾液(粗毒素)を選択剤として用いて選択し,そして,突然変異体への粗毒素と病原体胞子の接種によって,それぞれ同定した。突然変異体ニンニク小植物中のいくつかの防御酵素の活性を測定して,ニンニク葉枯病耐性とそれらの補酵素の間の相関を分析した。【結果】病原体の粗毒素は,ニンニクカルスの誘導および増殖を抑制した。抑制は,粗毒素濃度の増加に従って増加した。種々のニンニク品種のカルスは,病原体粗毒素への異なる耐性を示した。段階的スクリーン法を用いて病原体粗毒素の濃度を増加し,ニンニクcv G039kから12の突然変異体小植物,およびニンニクcv G073から2つの小植物を選択した。これらの突然変異体が,病原体粗毒素への安定した耐性を得たことを立証した。また,病原体胞子接種試験によって,突然変異体が,対照より改善した葉枯病への耐性を得たことを立証した。突然変異体の葉の中のPOD,PPO,およびPALの活性は,病原体の接種後に短時間に急激に増加してピーク値に達し,それらは耐性cv G064のものに近いか,または,より高くさえあった。しかしながら,病害感受性cv G039の,それらの酵素の活性は,突然変異体および耐性cv G064のものより,はるかに低かった。病原体胞子溶液の接種による耐病性同定は,突然変異系統が,それらの対照より病気に耐性であることを示した。病原体胞子接種後にスクリーニングした突然変異体のPOD,PPO,およびPAL活性の変化は,それらの耐病性を反映した。【結語】選択的培地の病原体粗毒素の段階的濃度の増加による葉枯病に耐性なニンニク突然変異体の選択は,実用的である。in vitro選択のための粗毒素の適切な最大濃度は30%である。POD,PPO,およびPALの酵素活性を,葉枯病へのニンニクの耐性同定のための生化学指標として採用できる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  野菜 
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