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J-GLOBAL ID：201302236160519671   整理番号：13A0636738

構造生物学のレンズを介したFGFシグナル伝達機構の探索

Exploring mechanisms of FGF signalling through the lens of structural biology

著者 (2件)： GOETZ Regina (New York Univ. School of Medicine, New York, USA) ,  MOHAMMADI Moosa (New York Univ. School of Medicine, New York, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 14  号： 3  ページ： 166-180  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 線維芽細胞成長因子(FGF)は分泌蛋白質であり,傍分泌性あるいは内分泌性に働き,発育,組織恒常性と代謝における多面性機能を示す。今回,構造生物学の観点から,FGFシグナル伝達系がリガンド,受容体,ヘパラン硫酸共因子とKlotho補助受容体レベルで細胞外調節を受ける分子機構について概説した。FGFリガンド活性の調節,FGFR機能の調節およびFGFシグナル伝達におけるKlotho補助受容体について示した。分子機構として,ホモ二量体化によるリガンドの自己抑制,部位特異的蛋白質分解性解裂によるリガンドの不活性化,オルタナティブスプライシングによるリガンドの受容体結合親和性の調節について示した。また,異なるリガンド-受容体対間のリガンド誘発受容体二量体化の差異について示した。さらに,Klotho補助受容体がFGFRを内分泌性FGFの特異的受容体に転換する機構について考察した。

シソーラス用語： *FGF【成長因子】 ,  ヘパラン硫酸 ,  タンパク質 ,  二量体 ,  タンパク質分解 ,  不活性化 ,  選択的スプライシング ,  親和性 ,  二量化 ,  FGF受容体 ,  アミノ酸配列 ,  相同性 ,  FGF10 ,  FGF23 ,  FGF7 ,  FGF8 ,  FGF9 ,  ホモ二量体 ,  リガンド ,  結合親和性 ,  構造生物学 ,  補助受容体 ,  *シグナル伝達 ,  クロトータンパク質 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  共役因子 ,  Klotho蛋白質

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB02020R) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 構造生物学 ,  レンズ ,  FGF ,  シグナル伝達 ,  探索