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J-GLOBAL ID:201302236211933249   整理番号:13A1087876

Plasmodium falciparum感染のリン酸化応答に及ぼすヘテロ接合型β-サラセミアの影響

Effect of heterozygous beta thalassemia on the phosphorylative response to Plasmodium falciparum infection
著者 (6件):
資料名:
巻: 76  ページ: 251-258  発行年: 2012年12月05日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マラリア原虫は宿主細胞の膜と新規蛋白質挿入と赤血球蛋白質の酸化的およびリン酸化変化を解して相互作用する。本報告では,ヘテロ接合型β-サラセミア(Het-βThal)で寄生虫により誘導される時間依存的な酸化とリン酸化修飾をモニターした。Het-βThalは重篤なマラリアに対し軽度貧血を起こし,酸化促進環境と防御効果を決定することが知られている。マラリア培養ではHet-βThalはヘモグロビンの変性生成物の蓄積を誘導することが報告されている。原虫の初期発生段階(環状)では,バンド3チロシンの過リン酸が最も著しい修飾で,後期発生段階(トロホゾイト)では,セリン残基とチロシン残基が著しく過リン酸された膜蛋白質(アデューシン,アンキリン,カタラーゼ)が増加した。Het-βThalは膜の不安定化も引き起こした。フリーラジカルスカベンジャーは効率的にリン酸化応答と膜不安定化を阻害した。キナーゼ阻害剤は同様効果を及ぼし,Het-βThalでの酸化ストレス,膜蛋白質過リン酸および膜損傷の増加間に要因となる関係が示唆された。結論として,異なる系統の証拠から,Het-βThalはマラリア原虫で生じる酸化還元ストレスを増大させて,宿主細胞を不安定化する防御効果を誘導することが示唆される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  血液の基礎医学 

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