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J-GLOBAL ID：201302236233121663   整理番号：13A1354861

気孔閉鎖間の孔辺細胞の液胞の迅速な構造変化及び酸性化はホスファチジルイノシトール3,5-ビスリン酸を必要とする

Rapid Structural Changes and Acidification of Guard Cell Vacuoles during Stomatal Closure Require Phosphatidylinositol 3,5-Bisphosphate

著者 (9件)： BAK Gwangbae (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  LEE Eun-Jung (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  LEE Yuree (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  KATO Mariko (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SEGAMI Shoji (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SZE Heven (Univ. Maryland, Maryland) ,  MAESHIMA Masayoshi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  HWANG Jae-Ung (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  LEE Youngsook (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR)
資料名： Plant Cell  (Plant Cell)
巻： 25  号： 6  ページ： 2202-2216  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： T0767A  ISSN： 1040-4651  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物において気孔閉鎖は,水保留のために重要である。本稿では,ソラマメの孔辺細胞の液胞酸性化の調節におけるホスファチジルイノシトール3,5-ビスリン酸(Ptdlns(3,5)P₂)の影響を調べた。その結果,アブシシン酸誘発性の気孔閉鎖は,孔辺細胞の液胞の酸性化を伴うことが分かった。また,液胞の動的構造変化は正常なレベルのPtdlns(3,5)P₂を必要とすることが示された。さらに,Ptdlns(3,5)P₂合成の薬理学的抑制は,液胞pH,液胞動力学及び気孔閉鎖におけるアブシシン酸誘発性の変化を遅らせた。種々の結果から,孔辺細胞の液胞動力学を制御する分子機構が示唆され,この過程におけるPtdlns(3,5)P₂及び脂質キナーゼの重要性が明らかとなった。

シソーラス用語： 植物細胞 ,  液胞 ,  変化 ,  酸性化 ,  認識 ,  *リン酸 ,  *気孔 ,  ホスファチジルイノシトール ,  *ホスファチジルイノシトールビスリン酸
準シソーラス用語： *気孔閉鎖 ,  孔辺細胞 ,  構造変化 ,  必要性

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： 気孔閉鎖 ,  孔辺細胞 ,  液胞 ,  構造変化 ,  酸性化 ,  ホスファチジルイノシトール ,  ビス ,  リン酸