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J-GLOBAL ID：201302236351050908   整理番号：13A1680887

コンクリート構造物の品質向上のための表層品質評価手法の開発

Development of New Evaluation Method for Improvement of Surface Quality of Concrete Structures

著者 (5件)： 温品達也 (鹿島建設) ,  渡邉賢三 (鹿島建設) ,  柳井修司 (鹿島建設) ,  坂井吾郎 (鹿島建設) ,  坂田昇 (鹿島建設)
資料名： 鹿島技術研究所年報  (Annual Report. Kajima Technical Research Institute, Kajima Corporation)
巻： 61  ページ： 97-104  発行年： 2013年09月30日 
JST資料番号： F0127A  ISSN： 0918-015X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート構造物の耐久性を確保するためには,表層部を密実にして,劣化因子の侵入を防止することが重要である。そして,施工中にPDCAサイクルを回して表層部の品質を向上させていくためには,表層品質を合理的に評価し,確実に改善・改良を実践していくことが必要となる。しかし,現状の表層品質評価手法は一長一短があり,施工中の評価においては検討の余地が残されている。そこで,本稿においては,現状の表層品質評価手法について述べ,代表的な評価手法の一つである表層透気試験の判定結果の考察を行うとともに,著者らが提案する目視調査による新しい表層品質評価手法に関して検討した内容について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  耐久性 ,  *表層 ,  品質水準 ,  性能評価 ,  サイクル ,  生産管理 ,  被り厚さ ,  非破壊検査 ,  *透気試験 ,  *外観検査 ,  測定データ ,  予測誤差
準シソーラス用語： PDCAサイクル

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (10件)：

• 岡崎慎一郎,八木翼,岸利治,矢島哲司;養生が強度と物質移動抵抗性に及ぼす影響感度の相違に関する研究,Cement Science and Concrete Technology, No.60, (2003),pp.227-234.
• R. J. Torrent ; A two-chamber vacuum cellfor measuring the coefficient of permeability to air of the concrete cover on site, Material and Structures, 25, (1992), pp. 358-365.
• 蔵重勲,廣永道彦;脱型材齢や暴露環境がコンクリートの強度特性や表層透気性ならびに中性化抵抗性に及ぼす影響の実験的評価, コンクリート工学年次論文集,Vol.32, No.1,(2010), pp.623-628.
• (独)土木研究所;衝撃弾性波試験(仮称)iTECS法による新設の構造体コンクリート強度測定要領(案),2007.
• 一般社団法人日本非破壊検査協会;NDIS3418コンクリート構造物の目視試験方法,2012.8.

タイトルに関連する用語 (5件)： コンクリート構造物 ,  品質向上 ,  表層品質 ,  評価手法 ,  開発