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J-GLOBAL ID：201302236426558538   整理番号：13A0245858

河口・沿岸生態系に変化をもたらしたもの:サンフランシスコ湾における40年にわたる研究からの発見

Drivers of change in estuarine-coastal ecosystems: Discoveries from four decades of study in San Francisco Bay

著者 (2件)： CLOERN James E. (U.S. Geological Survey, Menlo Park, California, USA) ,  JASSBY Alan D. (Dep. of Environmental Sci. and Policy, Univ. of California, Davis, California, USA)
資料名： Reviews of Geophysics  (Reviews of Geophysics)
巻： 50  号： 4  ページ： RG4001-RG4001-33  発行年： 2012年12月14日 
JST資料番号： C0767A  ISSN： 8755-1209  CODEN： RGPSBL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 河川,海洋,大気と人間の大量入植による接触により,河口は自然と人為的な大規模な力によって大きな変化がもたらされる。サンフランシスコ湾は,これらの多様な力に応じて世界の河口,湾,及び内海の多くで起きている速いペースの変化を例示している。筆者らは,陸と海が出会う場所における変化の共通要因である6つの事象に対する応答を例証するために,次の特によく研究された河口からの観察結果を利用した:すなわち,水の消費と転用,土砂供給の人為的改変,外来種の導入,下水入力,環境政策及び気候変遷である。サンフランシスコ湾では,これらの駆動体への反応は以下のそれぞれを含む。すなわち,淡水の流入と塩分侵入のタイミングと拡がりにおける変遷,混濁の低下,プランクトンコミュニティの再編,富栄養化,生物相の低酸素症と還元された金属汚染の消失,及び,栄養素汚染に対する河口の抵抗力を低下させる食物網の変化,である。これらの変化の検出及び環境モニタリングを通じての原因の発見は,高水質を維持し,河口・沿岸生態系が提供するサービスを維持することを目指す環境政策の成果を確立するために不可欠である。変動のタイムスケールの多さと駆動体との相互作用の多重性は,河口監視プログラムに対し重い要請をもたらしたが,しかしサンフランシスコ湾でのケーススタディは,監視に対する緊急性が,何故,かつてなく重要となっていたかを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *湾 ,  *河口 ,  生物 ,  下水 ,  気候変動 ,  淡水 ,  プランクトン ,  *富栄養化 ,  低酸素症 ,  環境汚染 ,  *生態系 ,  *カリフォルニア州 ,  *河川汚濁 ,  *海洋汚濁 ,  外来種
準シソーラス用語： *San francisco湾 ,  沿岸生態系 ,  人間活動

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 河口 ,  沿岸生態系 ,  サンフランシスコ ,  研究 ,  発見