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J-GLOBAL ID:201302236585080118   整理番号:13A0084750

2011年(平成23年)東北地方太平洋沖地震に伴う地震時および地震後の地殻変動と断層モデル

Co- and post-seismic Deformation and Fault Model of the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 95-121  発行年: 2012年09月28日 
JST資料番号: G0931A  ISSN: 0037-1114  CODEN: JISHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011年東北地方太平洋沖地震について,地殻変動観測データに基づき,本震と余効変動に対する断層モデル算定などの研究結果のレビューを行った。GPS観測データは,GEONETのほかに海底基準点によるものがある。また,ALOS/PALSARによる合成開口レーダー撮像データが用いられた。そのほかに,海底圧力計,陸上の歪計,地下水データも利用された。これらに基づいて断層モデルが推定されているが,陸域のデータだけでは拘束が緩く,海底観測データを加えることによって海溝近傍の滑り量は最大で50mを超えた。余効変動については,本論で扱った時間範囲(180日間)では,深部と周辺部での余効滑りが主体であると考えられ,この滑り域は,本震の滑り域と相補的に見える。本震発生数日前の前兆的滑りは検出されていない一方,数年スケールでの異常現象が報告されている。東北地方の上下運動に関する測地学的変動と地質学的変動間のパラドックスは,今回の地震によっても解消されなかった。今後の余効変動を見守る必要がある。
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分類 (2件):
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地震の物理的性質  ,  測地学 
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